野々川尚先生 講義 第1回「食から日本が滅ぶ」 【3話】

~日本潰しになる!中国の新事業計画~

 

吉林省の農場で朝、収穫して、その日のうちに高速鉄道、高速フェリーをつかって新潟まで来れる。
そういう計画があるんです。
だからこれは日本潰しに加担することになると。

 

確実にね。

 

なので断ってきました。
今その計画は遅れていますが、本来だったら2020年の完成予定だったんです。

 

日本は今、東京オリンピックで浮かれてますけど、オリンピックが終わったころから食糧危機が訪れると。
という計画だったんです。

 

今年3月にも、来年完成なんで「頼むから1年だけでも来てくれ」と言われたんですが、行ったらたぶんもう帰ってこれない、何されるかわからないと思いました。
そういう危険もあったので行くのをやめました。

 

中国の共産党ってやっぱりすごいんですよ。この計画でも中国共産党の上層部が関わってるんです。

 

私のところへ依頼に来た人は、日本でいうと外務省の人間。
中国7大部署の一つの対外連絡部という部署があります。

 

中国共産党員は9,000万人いるんですが、中国の人口からすると一割にも満たない人に牛耳られてるわけなんです。
そこに入ってないと中国の上には行けない。
その9,000万人の中でもちろん習近平がトップで、そこから数えてだいたい300番目くらいの人。その人が、私のところに頼みに来たんです。

 

僕も最初名刺をもらった時びっくりしたんですけど、おそらく日本の国会議員がいっても会ってもらえないような人。
そういう人の名刺は見たらわかるんです。
中国は「中国中央政府」の名刺と、「中国共産党」の名刺があって、なかなか共産党の名刺を出せる人はいないんです。
その人の名刺には共産党のマークが入っていました。

 

そんな人から依頼があったので、断るよりも逃げ帰るようして帰ってきました。
あんまり深く関わらない方がいいと思って。

 

 

 

世界の農業環境 ~気候で農業に向いている国はあまりない~

 

私は20年間海外にいました。
オーストラリアに15年ほどいて、そのあと中国に4年、東南アジアに一年ほど。

 

東南アジアのタイの仕事の依頼があって、去年の8月から行っていたのですが、2回ほど死ぬ目にあいました。
本当に死にかけたんです。

 

畑の中に巣を作るスズメバチがいるんですが、知らずにトラクターで踏みつけて、スズメバチの大群に襲われて上半身17か所スズメバチに刺されました。
まだ背中に痕が残っています。真っ黒く。死にかけたんです。

 

たまたま担ぎ込まれた病院に血清があったので助かりました。
同じ種類のスズメバチに刺されて同じ年、農民が亡くなっているので、それで病院に血清が用意されてたらしくて、それを打たれて助かりました。

 

二回目は、今年の5月です。雨季乾季があるタイでは、乾季の時、皆さん水を使いたいんです。
いろいろ制約があって、私らは外国人ですから、村の規約にのっとって畑で水を使ってたら、私たちよりも下流にいる農家の人らが使いたいときに水が出なかったようなんです。私たちの畑で使っているからと。

 

それを逆恨みされて命を狙われた。
実際に同じトラブルで、その村で2年ほど前に人が亡くなってるんです。

 

水って深刻な問題ですよ。
日本みたいにこんなに一年を通して水に困らない国は珍しいんです。

 

次回につづく…

ABOUTこの記事をかいた人

1967年(昭和42)長崎県佐世保市生まれ。福岡&北海道在住。
実業家、投資家。縁の下の力持ち
数年前に急性前骨髄救性白血病を患うも完全復活。 健康に目覚め現在は野々川尚氏と共にオーガニック農業を日本中に普及させる活動を行なっている。