野々川尚先生 講義 第1回「食から日本が滅ぶ」 【1話】

 

~日本産と中国産の野菜、どちらを選びますか?~

 

おはようございます。

「日本の食が危ないぞ」ということについて講義をしていただきたいということで、お時間たっぷりいただきましたので、講義したいと思います。
私の経験上、日本の食についてですが、いわば今日ここにいらっしゃってる中にも、一番関心のあるなかでは
「安全安心」だと思います。

 

「日本の食って本当に安心なのか?安全なのか?」

 

中国、日本の食を考えるときに中国抜きには考えられないことになっています。
その中国産の野菜が、日本に輸入されて一般のスーパーマーケットに並んでいたとしますね。
そのうちTPPの関係もあって、いずれは○○産という表示がされなくなりますね。

 

「いま現在、中国産の野菜・国産の野菜と並んでたとしたらどちらを買うか?」

 

という質問をすると、私の話を聞いていた人は皆さん「中国産」とお答えになると思います。

普通は国産野菜を買うとおっしゃいます。
その理由はと聞くとやはり「安心安全だというイメージ」
でもその安心安全の根拠は何か?と聞くと、はっきり答えられる方がいらっしゃらない。

 

事実を申し上げますと、現時点で、日本で栽培されている一般の慣行栽培いわゆる農協やJA、全農などが扱ってる野菜と中国から入ってくる野菜の安全性を比較したときに、どちらのほうが安全かというと、100%中国産の方が安全なんです。

 

初めて聞いた方は信じられないですよね?
例えば、中国から入ってくる野菜は、『山東省』ここから出荷される野菜がほとんどなんですが、二年ほど前の11月に、中国産野菜を輸入ストップさせたことがあります。1か月ですが。

 

その理由は何かというと「残留農薬基準をオーバーしている」から。
中国の基準ですよ。
中国国内の基準で残留農薬の基準値をオーバーしたからこれは輸出させない、と中国が止めたんです。

 

でもその輸出が禁止された審査は、日本の基準はクリアしているんですよ。わかりますか?

 

日本の基準の方が残留農薬のその量も農薬の使用量もはるかに多いという事です。

 

中国はそれを水際で中国自身が止めている。
いまから5年前、10年前の中国からは考えられない。
それだけ今中国は変わってきているということ。

 

そして、私がこういう話をするとよく、Facebookなどに書かれるんです。
「(おまえは)中国行って暮らせ!そんな中国を承認するようなことを言ってるなら!」って。
でも私としてはこんな日本にいるんだったら中国の田舎に行って暮らした方が長生きできると思います。

 

昔、皆さんの持っている中国のイメージって大体想像つきますよね。
「汚い、平気で嘘つく、約束守らない。」
それは私も体験しました。私もたっぷり体験しました。

 

私が一番最初、中国へ渡ったのは2002年です。
今から10数年前。
その時の中国は、皆さんが抱いているイメージ通りの中国でした。

ところが、その時まだ江沢民政権の時代で、その江沢民の考えが変わってきたんですよ。
それまでの中国は「メイドインチャイナ」というと「安かろう、悪かろう」というイメージでしたね。
中国国民に訴えて、それを変えようとしたのが江沢民なんです。
その演説をもちろん通訳を通してですが、聞いたことがあります。

 

それから、胡錦涛になって、今習近平。
その江沢民政権がいろいろやってますよね?
一帯一路政策で特に「緑の政策」というのが農業に対して打ち出されていって、これをいま習近平が具体的な形にしている、形を示した。

それが今から4年前。
2014年に日本に戻ってきたんですが、2014年の時に中国のある政府の関係者の方が
これから中国の農業は全面オーガニックでいく!」と。

 

そしてある計画が出されました。

 

次回につづく…

ABOUTこの記事をかいた人

1967年(昭和42)長崎県佐世保市生まれ。福岡&北海道在住。
実業家、投資家。縁の下の力持ち
数年前に急性前骨髄救性白血病を患うも完全復活。 健康に目覚め現在は野々川尚氏と共にオーガニック農業を日本中に普及させる活動を行なっている。